アルバイト 新入生へのアドバイス

大学生がバイトをしないのはアリ?→ナシです

2020年2月4日

大学生がアルバイトやらないのはアリ?ナシ?

大学生はアルバイトをするのが当たり前みたいな風潮、ありますよね。

実際、多くの大学生がアルバイトをしながら大学生活を過ごしています。

 

でも、本当にアルバイトをする必要、ありますか?

周りに流されて始めようとしていませんか?

バイトをしないという選択肢は?

 

この記事では、大学生にとってのアルバイトの意義、

また、大学生はどんなアルバイトをするべきなのか、解説していきます。

この記事を読むとわかること

忙しい人向けにまずは結論から。

ココがポイント

大学生がアルバイトをする意義はある

お金だけが目的のアルバイトはするべきではない

自分の価値を高めることができるアルバイトをするべき

(参考)筆者のアルバイト歴

どんな経歴を持っているヤツがこの記事書いてるんだよ!

と思う人もいると思いますので、

参考までにボクのアルバイト歴を簡単に述べます。

興味のない人は読み飛ばしてください笑

高校時代

あまりに夏休みが暇だったため、小遣い稼ぎと社会経験を目的に

夏休み期間だけこっそりと飲食チェーンでバイトをする。

大学時代

入学後すぐ、サークルの先輩に誘われ飲食店でバイトを始める。

バイト先までの通勤時間(電車で片道30分)が無駄だということ、

ウエイターの仕事で得るものが少ないことに気づき半年で辞める。

 

その後、当然のように金欠に陥る。

とはいえバイトはしたくなかったので、

何故か独学でブログ運用を始める。(このブログじゃないよ!)

運良くブログがうまく軌道に乗り、半年くらいで月10万程度稼げるようになる。

 

ブログ収入でのうのうと暮らしていたが、

当時の彼女にバイトはしてくれ頼むと言われてしまったので

渋々バイトを探す。

 

大学がパソコン教室の補助員を募集していたので、応募する。

デザインソフトの使用経験などが評価され、採用される。

パソコン利用者への技術対応業務を2年続け、卒業。

 

このようなボクのアルバイト経験も踏まえ、

大学生がバイトをする意義、すべきバイトについて

皆さんにアドバイスができればと思います。

アルバイトをしている大学生の割合は?

アルバイトをする必要性について語る前に、

まずは実際にどのくらいの大学生がアルバイトをしているのかについての話をします。

 

日本学生支援機構の学生生活調査によると、

実に84%の大学生がアルバイトをしています。

(平成28年度 昼間部大学学部生平均)

出典:平成28年度 学生生活調査結果

 

もちろん理系や文系、学部生や院生、学年などによる多少の差はあると思いますが、

概ね8割~9割程度の大学生がアルバイトをしているといえます。

 

ちなみに、大学生がアルバイトで稼ぐ平均額は、

年間356100円で、月平均29667円です。

(平成28年度 昼間部大学学部生平均)

 

これらのデータはこれからアルバイトの意義を語る上で

重要なデータになりますので、

頭の片隅に置いておいてください。

大学生がアルバイトをする意義

前置きが長くなりましたが、ここから本題となります。

まず結論として、大学生はアルバイトを一度は経験すべきです。

何故なら、大学生がアルバイトをすることには大きな意義があるからです。

 

ボクが考える大学生がバイトをする意義は、大きく3つあると思います。

大学生がバイトをする意義

お金を稼ぐ

スキル・知識を身につける

社会経験を積む

それぞれ詳しく解説していきます。

お金を稼ぐ

バイトをする意義その1_お金を稼ぐ

当然ですが、アルバイトをすることで対価としてお金を得ることができます。

 

多くの大学生がお金を目当てにアルバイトを始めると思います。

 

学費を自分で払っている大学生にとっては死活問題ですし、

そうでない大学生にとってもお金は何かと必要になるものだからです。

 

世の中結局はお金が全てみたいなところがあるので

お金を稼ぐことを学生のうちに経験できるのは

大きな意義があるといえます。

 

ですが、お金だけを目的としたアルバイトをするのは

非常にもったいないということを知っていただきたいです。

 

既に述べましたが、大学生はアルバイトで年間約36万円を稼ぎます。

時給が1000円とすると、年間約360時間をアルバイトに費やしていることになります。

入学当初や、就活時期、卒業間際などを除くと

大学生活4年間の中で、1000時間以上もの時間をアルバイトに費やすことになります。

 

「1000時間の法則」という言葉があるように、

1000時間という時間は、ある物事を0から始めた人が、

その道のプロへの入り口に立つことができるとされる時間です。

 

そんな時間を、ただお金を稼ぐために使ってしまうのは、

あまりにもったいないと思いませんか?

 

もちろん、もしあなたが

将来プロのコンビニ店員になりたいからコンビニバイトをする

将来ライン作業のプロになりたいから工場で単純作業のバイトをする

将来プロのファミレス店員になりたいからファミレスでバイトをする

と言うのならばそれは正しい選択だといえます。

 

要は、1000時間という貴重で重要な時間を、

自分の将来とは全く関係のないことに浪費していないかということです。

 

どうせなら、お金も稼いで、かつ将来のために

自分がなりたいものに近づいておく方が有意義だと思いませんか?

 

お金だけを目的とした、他に得るものの無いアルバイトほど無意義なものはありません。

あなたの貴重な時間を安売りしないようにしましょう。

スキル・知識を身につける

バイトをする意義その2_スキル・知識が身につく

アルバイトを通じて自分の望むスキルや知識を取得できるのなら、

それはアルバイトをする大きな意義になります。

 

アルバイトは短時間労働者という雇用形態とはいえ、

企業の業務の一部を担うことになるので、

その業務に関するスキルや知識を得ることができます。

将来メディア関係の仕事をしたいので、TV局でアルバイトをする

事務職に就きたいので、事務系のアルバイトをする

エンジニアになりたいので、IT企業でアルバイトをする

教師を目指しているので塾講師のアルバイトをする

将来やりたいこと、なりたいものが具体的に決まっているのなら、

その道に繋がるアルバイトをするのはとてもいい選択です。

 

もちろん、アルバイトはアルバイトなので、

正社員と同じ仕事ができるわけではありません。

ほとんど雑用や単純作業をやらされることになります。

 

ですが、したくもない雑用と、自分が目指す業界の雑用とでは、

同じ雑用でも得られるスキル・知識の価値は段違いです。

 

こういった専門性の高いアルバイトは募集が少なかったり、

雇用条件が厳しい(要経験、学歴フィルター、週5~など)場合が多いですが、

代わりに得るものも多いです。

 

先輩のコネや入念なリサーチなど、

あらゆる手を使って採用されるよう尽くしましょう。

社会経験を積む

 バイトをする意義その3_社会経験を積む

お金も仕送りで十分足りてるし

働くなんて面倒くさいからアルバイトはしない

そう思っている人もいるかもしれません。

 

その考えを否定はしません。

 

経済的に恵まれているのなら、

時間を切り売りするようなアルバイトは本当に無意義ですし、

そんなアルバイトをするくらいなら遊びを充実させたり

将来のために勉強をする方が何倍も有意義です。

 

ですが、それでも人生一度くらいはアルバイトをすべきです。

なぜなら、アルバイトは社会人になる前に、社会を経験できる貴重な場だからです。

責任をもって仕事をするということ

職場でのコミュニケーション

目上の人への敬語の使い方

お金を稼ぐことの大変さ

社会人になる前にアルバイトをすることでのみ得られる経験は間違いなく存在します。

実際に社会に出るとわかると思いますが、

アルバイト経験豊富な新人とそうでない新人はすぐにわかります。

 

アルバイトは正社員ではないですが、

社会に出ているという意味では、正社員と何ら変わりません。

 

ですので、同じ時期に新入社員として入社したとしても、

アルバイトをしたことが無いというだけで

既にスタートラインに立てていないということになります。

 

企業側もこのことを理解しているので、

採用の際にアルバイト経験をかなり重視しています。

 

ここで重要なのは、アルバイトをしている人がプラスの評価になるのではなく、

アルバイトをしていない人がマイナスの評価になるということです。

 

よく考えれば当然のことで、実に9割近い大学生がアルバイトを経験しているので

アルバイトをしていたことが評価されることはありません。

(アルバイトの内容やアルバイトへの取り組みを評価されることはある)

 

一方で1割のアルバイト経験のない大学生に対しては

「社会経験無し」というマイナスの評価が下されます。

どんな理由があれ、企業にとっては社会経験が無い学生はリスクが高いのです。

 

就活の際に、アルバイトをしてこなかった理由を合理的に説明できないのであれば、

一度はアルバイトを経験しておくのが無難だと思います。

 

もちろん、就活の話を抜きにしても、

アルバイトを経験することでしか得られないものはあるので、

どんな業務内容のアルバイトであれ一度はアルバイトを経験すべきだとボクは思います。

どんなアルバイトをすべきか

ここまでの話から、

大学生は自分の価値を高めることができるアルバイトをすべきだといえます。

 

そのアルバイトで得られる経験、スキル、知識は自分にとって価値があるのか

そういったことを考え、アルバイトを選ぶべきだと思います。

 

例えば、ボクの場合はアルバイトの選択に失敗した例と成功した例があります。

 

高校生の時にした飲食店のアルバイトは、成功でした。

人生初のアルバイトだったので、業務内容がどうであれ、

アルバイトをするということそのものに意義があったので、

高校生という早い段階でこの経験を積めたのは非常に有意義でした。

 

大学入学時に始めた飲食店のアルバイトは、失敗でした。

先輩に誘われたからという感情的な理由で始めたことや、

特に得るものも無い業務に対して

自分の時間を切り売りしてしまったことなど、

今でも非常に後悔しています。

 

その後始めた大学での補助員のアルバイトは、成功でした。

自分の興味のある分野の知識を活かし、

またそれを伸ばすことができる業務内容は、

自分の価値を高めることに繋がったと強く感じています。

 

大学構内のアルバイトだったので空きコマを効率的に使うことができ、

また就活の面接時のネタにすることもできたなど、

あらゆる面で有意義なアルバイトでした。

 

これから大学生になるみなさんには

ここまでの話やボクの失敗例を踏まえ、

正しい選択をしてほしいと思います。

(おまけ)アルバイト以外のお金稼ぎ

アルバイトはその性質上、稼げる限度や

働く時間、場所が固定されてしまうという欠点があります。

 

ひと昔前までは、大学生がお金を稼ごうと思ったら

アルバイトをする以外に方法がありませんでしたが、

今では様々な方法でお金を稼ぐことができます。

 

ボクも在学中にはブログを運用し

月10万円程度を稼いでいました。

 

おまけ程度に大学生ができる

アルバイト以外の副業?を簡単に列挙します。

大学生ができる副業

ブロガー

アフィリエイター

Youtuber

インフルエンサー

ストックフォト

この他にも大学生にできる副業はあると思います。

気になる人は調べてみてください。

 

ただし、これらの副業に共通して言えるのは、

アルバイトと違い、誰でもできる仕事ではなく、

また収入が安定しないということです。

 

Youtuberやインフルエンサーなどが顕著な例ですが、

稼げるかどうかはその人のセンスや時の運によるところが大きく、

時間と労力を投資するギャンブルのようなものです。

当たったら大きいですが、99%失敗に終わるでしょう。

 

働いた時間分の賃金が確実に欲しいという人は、

素直にアルバイトをすることをおすすめします。

まとめ

大学生がアルバイトをする意義は大いにあります。

ただし、それは明確な目的をもって適切なアルバイトをした場合に限ります。

 

残念ながら、多くの大学生はお金だけを目的に無意義なアルバイトをし、

時間を浪費してしまっているというのが現状です。

 

是非一度、自分のアルバイトが本当に意味のあるものなのか考えてみてください。

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