大学入学後、最初の大きなイベントに新歓があります。
新歓時期をどう過ごすかによってその後の大学生活が決まるといっても過言ではありません。
この記事では、実際に大学生活を4年間過ごしたボクが
新歓を誘う側、誘われる側両方の視点から徹底的に解説していきます。
もくじ
新歓とは？
新歓とは、新入生歓迎会、またはそれに伴って開催されるイベントのことです。
どこの大学のどのサークル・部活でもほぼ必ず行われ、
普通は入学式から数週間～数か月続きます。
この新歓期間中は、各サークルや部活が新入生を勧誘するために
大学構内でチラシを配ったりブースを出したり、コンパを開いたりするため
キャンパス内はお祭り騒ぎになります。
新入生はこの期間中に、興味があるサークルや、
勧誘されたサークルの行事に参加することで
そのサークルの活動や雰囲気を知ることができます。
中学や高校で例えると、部活の体験入部期間と似たようなものだといえます。
なぜ新歓期間が重要なのか
はじめに、新歓期間の過ごし方によってその後の大学生活が決まると言いました。
これは流石に言い過ぎかもしれませんが、それくらい重要な期間だと思ってください。
その理由を説明します。
新歓に参加しないとサークルに入れない
まず、サークルは基本的に新歓期間にしか入ることができません。
大学に慣れてきた半年後くらいにゆっくり決めればいいや・・・
というようなことは原則できないと考えてください。
つまり、サークルに入るためには、この新歓期間中に
そのサークルの新歓イベントに顔を出し、入る意思があることを伝える必要があります。
既に入るサークルを決めていて、1つのサークルにしか入るつもりがないなら
そこサークルの新歓イベントに最低1回顔を出せばいいだけの話ですが、
多くの新入生はたくさんのサークルに興味を持っていて、
できるだけ多くのサークルの新歓イベントを見て入るサークルを決めたいと思います。
そのような場合、いかに多くのサークルの新歓イベントに参加できるかが重要になってきます。
すなわち、新歓の効率的な立ち回りが求められます・・・。
新歓は繋がりを作る絶好の場
また、新歓は友達作りの場としても活用できます。
基本的に新歓に来る新入生は、まだ友達も少なく右も左もわからない迷える子羊たちです。
子羊たちが集まれば、自然と仲間意識が生まれ、会話が生まれます。
新歓は友達、会話ができる場所を提供してくれている神イベントなのです。
特にその中で同学部、学科の友達ができればもう大学生活勝ったも同然です。
授業が始まる前からグループを作ることができ、ぼっち回避が確定します。
また、新歓期間と履修登録期間（受ける授業を決める期間）が被っているため
新歓時期に先輩に楽単（楽に単位が取れる授業）を教えてもらえたりすることもあるので、
横の繋がりだけでなく、縦の繋がりにも期待ができるのは大きなポイントです。
以上を踏まえると、効率的に新歓時期を立ち回ることで、
数あるサークルの中から自分に合うサークルを吟味することができ
また縦横の繋がりが広がるなど非常に多くのメリットがあることがわかります。
新歓時期の立ち回り方
それでは、本題に入りまして、新歓時期の立ち回り方のコツをいくつか紹介します。
入学式から数日は毎日学校へ
新歓イベントは基本的に入学式から始まります。
新歓時期、特に入学式から数日は大学構内であらゆるサークルの勧誘が行われ、新入生は引っ張りだこ状態になります。
この時期に構内を回ることで、大抵のサークルの新歓イベントに参加することができます。
入学式から数日は授業がなく、学校に行かなくてもいい日があると思いますが、
新歓を回るため、勧誘を受けるために毎日大学に行き構内を徘徊しましょう。
一人で昼ご飯を食べていようものなら上級生がすっ飛んできます（笑）
最低限の身だしなみを整える
各サークルは、基本的には無差別でチラシをばら撒き、声を掛けて勧誘をしますが
それでもやはりイケてる新入生を誘いたいのが本音です。
汚い話、顔を見て声を掛けるかどうか厳選しているサークルもあるのが現実です。
そんなサークルこっちから願い下げだという気持ちもわかりますが
目が合ったのに声を掛けられないダメージは計り知れないので（経験談）
そのようなことにならないようにできる限り身だしなみは整えて
陽キャ感を演出して気分はウェイで臨みましょう。
グループで行動する
勧誘側からすると、ひとりでいる子よりも、
グループを勧誘するほうが気が楽ですし効率が良いです。
そういった事情から、新歓期間はできるだけグループで行動することを心がけましょう。
グループ内に美男美女がいればなおよしです（笑）
グループは、事前にSNSなどで知り合いになった同学部、学科の人を集めるか
新歓で仲良くなった気の合う人を何人か集めるのがおすすめです。
新歓終わりに
「明日もこのメンツでどっか回らね？ｗｗウェイｗｗ」
みたいなノリで誘えば大抵釣れるのでウェイしましょう。
Twitterをフル活用
新歓時期は、各サークルTwitterの新歓アカウントを作成し、
新歓イベントの告知、募集を行っています。
興味のあるサークルは、フォローして新歓イベントをチェックしましょう。
また、自分のTwitterアカウントは、
鍵を外し、プロフに大学名や「春から○○」と記載するなど
勧誘側が見つけやすいようにしておくのをおすすめします。
鬼のようにフォローされますが、少しでも興味があればフォロバしておきましょう。
Twitterのプロフ画像やツイートなどは多少ウェイしていた方が、誘う側からすると
「お、こいつウェイやん、チョロそう」
となり、ウェイされる可能性が高くなります。
Twitterにおいてもウェイは有効な戦法なので
積極的にウェイしていくことをおすすめします。
LINEもフル活用
新歓は、行くだけでは全く意味の無いイベントです。
行って先輩や同期のLINEを回収することで初めて意味のあるイベントになります。
LINEを回収しなければ後には何も残りません。
主催のサークルの先輩のLINEは向こうから聞かれることがほとんどなので問題無いと思います。
重要なのはその新歓に参加している同期のLINEです。
特に、同学部、学科の同期は何が何でもLINEを回収しましょう。
「学部どこ？え、同じじゃん！てか、LINEやってる？」
みたいなノリで聞けば大抵回収できるのでウェイしましょう。
また、超絶美少女、美男子に遭遇した場合も、
「地元どこ？へーそうなんだ！てか、LINEやってる？」
みたいなノリでちゃっかりLINEを回収しましょう。
LINEを回収した際に重要なのは、LINEの表示名を編集することです。
新歓期間は100人以上のLINE友達が増えることも稀によくあるので
登録してそのままにしておくと、誰が誰だかわからなくなります。
そこでおすすめの方法が、表示名を変更することです。
「名前 出会った新歓サークル名 特徴」
など、複数の情報を紐づけることで判別を容易にする必要があります。
例えば、
「田中花子 テニサー アゴ」
などと登録しておくことで
あのテニサーで会ったアゴの子って名前なんだっけ・・・
となった場合に「テニサー アゴ」で検索をすることで
容易にその子の名前を思い出すことができます。
コンパでサークルの本質を見抜く
各サークル、新歓イベントの鉄板としてコンパを行います。
このコンパはそのサークルの本質を見極めることができる非常に重要なイベントなので
入ろうかどうか迷っているサークルのコンパには参加するのをおすすめします。
タダ飯も食えるし。
まず、新歓コンパでお酒を出すかどうかでそのサークルの安全度を見極めます。
新歓コンパでお酒が大量に出てきて新入生にも積極的に勧めるようなサークルは99％の確率でウェイです。
更にコール飲みでも始めようものなら、99.999999999%の確率でウェイです。
半導体かよと突っ込みたくなるような純度の高いウェイなので警戒が必要です。
お酒は出るものの、新入生は飲みたい子だけ飲めばいいよみたいなノリのサークルは割と一般的です。
僕は新歓当時既に二十歳の誕生日を迎えていたため（1浪、早生まれ）
こういった場合遠慮なく飲んでウェイしていました。
周囲の新入生にはドン引きされました。
最後に、お酒が全く出ず、緑茶とお菓子でなごやかなコンパが行われるサークル。
シンプルに怖いです。
新入生の前だからとりあえず緑茶でお茶を濁そう（お茶だけに）（満点大笑い）という魂胆が丸見えです。
裏に何が隠れているか想像すると恐怖で身が震えます。
そもそも緑茶でコンパしろという無茶ぶりをしてくる状況がホラーです。
こういったサークルは超健全か超危険かどちらかに振り切れているので
見抜けなかったときに地獄を見る可能性があります。
まとめ
とりあえずウェイしておけばなんとかなるのが新歓です。
ボクは生粋の陰キャだったので、正直新歓時期は周りのノリに付いていくのが大変でした。
この時期さえ乗り越えてしまえば、後で陰キャだとバレても、
「〇〇君て陰キャだったんだ～ギャップ萌え～」
みたいに処理されることが稀にあるので問題ありません。
少しおふざけが過ぎてしまいましたが
新歓時期は本当に重要な期間ですので、うまく立ち回っていきましょう！
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