みなさん、SNSやってますか?
今どきの高校生はSNS世代、Z世代などと呼ばれるくらいですから、
ほぼ間違いなく何かしらのSNSを利用しているでしょう。
この記事では、そんなみなさんが、大学生になるにあたって
利用すべきSNSとその活用方法について
データと照らし合わせながら解説していきます。
この記事を読むとわかること
お忙しい方向けにこの記事の要約から。
ココがポイント
大学生が最低限利用するべきSNSは以下の3つ
LINE
明確な使用目的があるなら使用すべきSNS
ここからはそれぞれのSNSの利用率データなどを踏まえたうえで
何故そのSNSを利用するべきなのか、
また大学生として具体的にどのように活用すればよいのか解説していきます。
LINE
LINEに関してはもはや説明不要だとは思いますが一応。
LINEはSNSですが、LINEのSNS機能(タイムラインやストーリー)を使っている人は絶滅してしまいました。
そのため、LINEはSNSなのに実質メッセンジャーアプリとして使われている少し特殊なSNSです。
とはいえ、10代20代の利用率は脅威の8割超えと、圧倒的な利用率を誇ります。
LINEはもはやSNSという枠を超え、社会インフラの一つと言っても過言ではないサービスとなっていますね。
なので「大学生はLINEを使うべき!絶対使おう!」
なんて言わなくても既に生活の一部として浸透していると思うので
LINEについてはこのあたりにしておきます。
LINE活用例
連絡先交換
サークルのグループLINE
バイトのグループLINE
LINEPay
言わずと知れた呟き(tweet)系SNSです。
ユーザー数は約4500万人と、国内では2番手のSNSです。
(LINEをSNSとしてみなさないのであれば国内最大規模)
特徴としては20代の利用率が脅威の90%ということが挙げられます。
そのため、どちらかというとこれから入学する高校生の皆さんより
現役の大学生の先輩達により利用されているSNSだと言えます。
10代の利用率は5割程度と低いので、まだ利用していない方は
「それならやらなくてもいいかな」と思うかもしれませんが、
これから大学生になる皆さんは絶対にTwitterを始めるべきです。
何故なら、Twittterは皆さんの先輩達がメインで利用しているSNSだからです。
SNS世代の皆さんならわかって頂けると思いますが、
今どき、友好関係はSNSにより築かれるといっても過言ではありません。
SNSで繋がることが友好への第一歩なのです。
もしあなたが先輩のTwitterを知らないというのなら、
それはもうその先輩を知らないのと同義です。
特にTwitterは、思ったことを臆面もなく投稿するという傾向があります。
つまり、Twitterを知るということは、その人の本質を知るということに他なりません。
もしあなたが先輩や友達とより親しくなりたいと思うなら、
何よりもまずその人のTwitterをフォローしましょう。
また、大学生がTwitterをすべき大きな理由がもう一つあります。
それは、サークルの新歓などのイベントが
Twitterで告知される可能性があるということです。
サークルや部活の新歓の告知はSNSで発信されることが多いです。
ビラ配りや直接の声掛けなども未だに文化として残ってはいますが、
より多くの人の目に留まるという意味ではSNSの告知がメインだといえます。
更に言うならば、イベントを告知する側の人間は20代の先輩達なので、
使用するSNSとしてまずTwitterが挙がるのは言うまでもないでしょう。
つまり、Twitterをしていないと、こういった新歓イベントの告知を
聞き逃す可能性があるということです。
新歓の時期は大学生活を左右すると言っていいほど大事な時期で、
この時期の立ち回り次第でその後の大学生活がほぼ決まります。
そんな大事な時期に、Twitterをやっていなかったから
情報が得られずに損をするなんてしたくないですよね?
後悔したくなければ今すぐTwitterアカウントを作成し、
プロフィールに大学名と学部名を記載しましょう。
3月末になるとサークルの新歓アカウントから嫌というほどフォローされます。
総じてTwitterは情報収集に強いSNSといえ、
情報力が重要となる大学生にとって利用すべきSNSだといえます。
Twitterの活用例
先輩、友達との友好関係構築
新歓イベントの告知
新歓アカウントと繋がる
Instaguram(インスタ)は、ここ数年で急成長したSNSで、
24時間で消えてしまう動画を投稿する「ストーリー機能」が人気のSNSです。
投稿が消えてしまうという性質上、消える前に見なくてはという気持ちになり、
ついついこまめにチェックしてしまう中毒性の高いSNSです。
つい5年前までは利用率わずか10%程度のSNSでしたが、
ここ数年で急激に流行し、今ではTwitterの利用率に迫る勢いです。
Twitterと同じく、10~20代の利用率が高いのですが、
その中でも利用者の女性比率が高いのが特徴です。
利用率やここ最近の伸び率から見ても、
これから大学生となる皆さん世代のメインとなるSNSであり、
国内最大規模のTwitterに取って代わる可能性のあるSNSだともいえます。
基本的にはTwitterと同じで、相手の現状、近況を知ることができるSNSですが、
写真や動画の投稿がメインとなるという性質上、
より詳細にその人のリアルを知ることができます。
一方、「インスタ映え」という言葉があるように、
Instagramに投稿する写真やストーリーは
見栄えの良いものでなくてはならないという風潮があり、
Twitterに比べると投稿のハードルは高い印象です。
このようにTwitterとInstagramにはそれぞれの特徴があり、
どちらがより優れたSNSだというものではありません。
しかし、今までTwitterを使って行われていたことが
時代の流れとともにInstagramに移行しているという動きは間違いなくあります。
新歓の告知などもその一例で、今ではInstagramを通じて
イベントの告知を行うということも一般的になっているようです。
このような背景から、InstagramもTwitterと同様、
情報収集ツールとして利用価値のあるSNSです。
もちろん、同世代で一番流行しているSNSなので、
単純に同世代とのコミュニケーションツールとしてもマストなSNSだといえます。
Instagramの活用例
先輩、友達との友好関係構築
新歓イベントの告知
新歓アカウントと繋がる
Facebookは実名での登録が必要なことが特徴的なSNSです。
数年前までは国内最大のSNSでしたが、
じわじわと利用者が減っていってしまっているようです。
実名登録が必要という性質から、そもそも登録のハードルが高く、
また登録後も実名で発信することの抵抗感の強さから、
匿名世代の10代20代には嫌厭されがちなSNSだといえます。
現状、10代の利用率は15%程度とかなり低く、
連絡手段としてはLINEが
情報発信、収集手段としてはTwitterやInstagramが優れているといえます。
しかし、Facebookは40代以上の世代から強い支持を得ているという特徴があります。
(匿名での付き合いに抵抗がある世代だから?)
そのため、40代以上の方と繋がりが持てる貴重なSNSという見方もできます。
また、TwitterやInstagramにはない「グループ」という概念があるため、
共通の趣味を持つ人が集まるコミュニティなどが無数に存在します。
このようなコミュニティで、同じ趣味を持つベテランの話を聞けるのは、
他のSNSにはない魅力であるといえます。
また、実名が保障されるいう性質から、
ビジネスやアカデミックな発信に向いているという特徴もあります。
もしあなたが学術的な発信やビジネスの宣伝をしてあなたの名前を売りたいと考えているなら、
Facebookは最適なSNSだといえます。
総じて、Facebookは大学生が日常使うSNSとしての価値は低いといえます。
しかし、Facebook固有の特徴もあり、
目的によっては大学生でも使うべきSNSになるといえます。
Facebookの活用例
趣味のコミュニティへの参加
大学教授との連絡用
ビジネス用
アカデミック発信用
その他のSNS
上記以外のSNSにも少しだけ触れようかと思います。
まずTiktokですが、メインユーザーが女子中学生とのことで、
男女バランスも年代も大学生とはかけ離れているため
大学生には適さないSNSだと思います。
Pinterestは海外では流行しているようですが
日本ではあまり流行していないように感じます。
男女比2:8の女性特化SNSということもあり、
大学生が日常使いする分にはインスタでよさそうです。
snapchatですが、こちらもほぼ上位互換のInstagramが強すぎるため
もはや生き残れないでしょう。
mixi?mobage? いやあんた絶対20代でしょ。
あ、Tinderはいいぞ。
まとめ
この記事では、大学生が使うべきSNSについて解説しました。
結論としては、LINE、Twitter、Instagramの3つを使っておけば間違いないということになりました。
この記事を書くにあたって様々なデータを調査したのですが、
中でも10代のFacebook利用率が15%程度だったのは衝撃的でした。
ボクもまだまだ若いつもりでしたが、老害扱いされる日はそう遠くないなと悲しくなりました。
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